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自転車メンテナンス講座(ボールベアリングとグリス)
それでは、グリスがどんな所に使われているか見てみましょう!拍手

今回はグリスの使われている部品のひとつ、BB (正式名称ボトム・ブラケット)の写真をお見せしましょう!

『ボールベアリング』という仕組みが分かる、古い形のBBです。

自転車に乗っている人は数いれど、この部分を見たことのある人は少ないと思います。

BB
ジャーンッ!!

なんじゃこりゃ?って感じですか?

一応念のために自転車のどの部分か確認しておきましょう!

BBの場所
ここです!

ここに手を出す人は上級者です。レンチ

この『BB』、初めてバラした時、その単純さにビックリしました。

BB部品

部品はこれだけです。
(写真のベアリング用の球は片方分だけです)

では、組み立ててみましょう。

ワン
これにグリスを塗ってから球をのせて

ボールベアリング
(今回はグリスをふき取るのが面倒なので塗ってません)
ここにシャフト(軸)を通せば

BBの仕組み
ハイ出来上がり♪

簡単な仕組みでしょ?

でもこれ、実際に自転車に付ける時って、意外と大変なんですよ!

これが横に付いてるわけですから、グリスがゆるいやつだと、ベアリングの球がポロポロ落っこちちゃうんです。悲しい

今のBBはベアリングとシャフトがセットの状態になってるので、簡単になりました。


本題に戻りますが、このベアリングの部分には必ずグリスが使われており、このグリスが減ったりゴミが入ったりすると、変な音がしたり、最悪の場合、球が割れてしまい、ペダルを踏んだ時の体重などをまともに支えられなくなるということになります。

これは非常に危険です!危険

このボールベアリングという方法を使っているのが、注油編で「油をさしちゃダメ!」と言った、ハブヘッドチューブ、そして今回紹介したBB(ボトム・ブラケット)というわけです。

この3ヶ所のうち、ヘッドチューブ(ここで言うのはヘッドパーツ)、ハブに関してはグリスアップという作業を行います。
(BBに関しては、最近はカートリッジ式(全部セットでベアリング部が見えない)のものがほとんどなので、必要ありません)

まぁ、このグリスアップ作業は上級者向けなので、「どうしても自分でやってみたい!」という人以外は、自転車屋さんでやってもらう方がいいでしょう。

その代わり、お店で頼むと、取り替えるのはグリスだけでも、工賃は3千円〜4千円はかかるかも知れません。お金
(自分でやれば材料費の数十円で済むのに)

もちろん、リクエストがあれば、このブログでもやり方は教えます!


それでは、今日のメンテ講座はこの辺で!
| かばでぃ | 自転車メンテナンス講座 | comments(12) | trackbacks(0) |
自転車メンテナンス講座(油について)
さて、前回「ハブやボトム・ブラケット (略してBBと言います)やヘッドチューブに塗る油は種類が違う」と書きました。

そこで、今回はその『油』についてです。


自転車に使う油には2種類あります。
(厳密に言うともっと分かれるかもしれませんが)

ひとつは『ルブリカント』というもので、「潤滑油」「オイル」「ルーブ」「ルブ」など、色んな呼ばれ方をします。

ゴーゴーロクなど、日頃よく使うのはこのルブリカントの方です。

もうひとつは、『グリス』というものです。

こちらは使ったことのある人は少ないと思います。


油あれこれ
写真の左3つがルブ、オイル類で、右2つがグリスです。

グリスがどんなものかというと・・・
グリス
このように、ゲル状です。

ルブリカントと比較をすれば一目瞭然です!
流れやすさ比較
左のルブが流れてしまっているのに対して、右のグリスは動かざること山の如しです。

この、グリスを使っている所にルブをかけてしまうと、グリスが流れ出してしまうというわけです。

じゃあなぜ、チェーンやディレイラーにはグリスを塗らないの?ということですが、その答えは浸透性です!

上の写真の通り、グリスは身動きしないのに対し、ルブの動きは軽やかです。

このフットワークがヤツの売りなのです!

自転車の部品は複雑なものが多いです。

全ての部品の隙間という隙間に、ヤツは入り込んでくれるのです。

ただ、雨にも弱く流されやすいので、雨の後は油をさしましょうね!ということになるのです。

ここまでは、なんとなくわかりました?
| かばでぃ | 自転車メンテナンス講座 | comments(0) | trackbacks(0) |
自転車メンテナンス講座(注油)
さてさて、今回から始まりました『初心者でもわかる!cabadyの自転車メンテナンス講座』

ちょっと大げさなタイトルで、自分でも冷や冷やしてますが、頑張ります!

わからないことや、写真のリクエストがありましたら、どんどんコメントください!

それではまず、普段からできるメンテナンス『注油』からです。


みなさんは自転車に乗った時、自転車からが聞こえてきませんか?

音がしたら要注意です!

基本的に自転車から音が聞こえるのは良くないです。

鳴っていいのは、ペダルを逆に回した時の空回り音だけ。

それ以外は、何かがぶつかっている (こすれている)音か、部品が緩んでいる、もしくは錆びている音です!

そこで、この中でも最も多く、そして最も簡単に直せる錆びからなんとかしましょう。

錆から自転車を守るのは油です。

しかしこの油、さしちゃいけないところがあるの、ご存知でしたか?

簡単に言うと、「ぐるぐる回る所」です。

まずは言うまでもない「車輪の中心 (ここのことをハブといいます)」ですね。

それと「ペダルの中心 (ここをボトム・ブラケットといいます)」もわかりやすいです。

あと、忘れがちなのは「ハンドルの中心 (ヘッドチューブと呼ばれる部分)」です。

え?ハンドルはグルグル回らないよ!と思うかもしれませんが、ワイヤー類を取り除けばここも360度回転します。

なぜこの3ヶ所はダメかと言うと、油の種類が違うという理由です。
(これについては別記事で書きたいと思います)

と、いうわけで、注油すべきポイントはこちらです。

注油ポイント
まず、第一にチェーンですね!

チェーンの洗浄と注油の仕方に関しては、また後日写真つきでUPしますね。


あとママチャリにはあまり付いていませんが、ディレイラーと言う部分です。
リアディレイラー
写真中央の銀色の部分です。

いわゆるシフトチェンジの時にチェーンの位置を移動させるメカを「ディレイラー」と言います。

上の写真は後ろのディレイラー、「リア・ディレイラー」と言います。

フロントディレイラー
こちらは前のディレイラー、「フロント・ディレイラー」と言います。

前後のディレイラーの、動く部分に注油をしましょう。

ちなみにここへの注油はそんなに頻繁にしなくても大丈夫です。

もちろん頻繁に注油をするに越したことはないんですが、ぶっちゃけ年に1回くらいでも構いません。

最後にブレーキです。
ブレーキアーチ
ブレーキに油なんてさしたら危険じゃない?

ええ、確かにさすとこ間違えたら命取りです。

決して、車輪と接するゴムの部分にはささないでください!

あくまで、ブレーキを引っ張った時に動く、軸の部分です。

cabadyの自転車のブレーキだと、この2ヶ所です。
ブレーキアーチ-0001

ゴムの部分に垂れないように気をつけてください。



と、注油ポイントとして主なのはこんなとこです。


いやはや、やはり最初なので上手く説明できたかどうか不安ですが、いかがでしたか?

本当はもっと細かく書くところがいっぱいあるのですが、ひたすら長くなりそうなので簡単に書いてしまいました。

お役に立てましたか?

簡単メンテで快適な自転車ライフをお過ごしください♪
| かばでぃ | 自転車メンテナンス講座 | comments(8) | trackbacks(0) |